車売却の仕訳

車売却時に、どのように仕訳るかで個人事業主の方は悩まれる方が多いと思います。

車が会社名義の場合、有形固定資産としてみなされます。

資産項目は借方項目となります。

固定資産を売却する時には、帳簿に記載されている帳簿価格より高く売れてしまった場合には、売却益をつけなくてはいけません。

このときの売却益は、固定資産売却益をつかって車売却の仕訳をします。

売却益とは逆に、帳簿価格より低く売った場合や車を廃車にした場合には、固定資産売却損をつかって車の仕訳をします。

また、減価償却といって、固定資産の帳簿価格は年数が過ぎるごとに低くなっていきます。

例えば、１００万円で購入した車を１０年後に１０万円で売れたとしたら売却損は９０万円です。

９０万円の売却損を１０年後に計上するのではなく、１０年間で均等に売却損を分配する手続きをするという事です。

減価償却費は、実際にお金が減っていくのが見えないのでわかりにくいですが税金対策として重要なので、しっかりとしたイメージを持つことが必要です。